家電量販店に引き取りをお願いできる家電の種類
新しいものに買い換えたり、壊れて使えなくなったりして不用になった家電の処分は、家電量販店の引き取りサービスが便利です。
ただし、どんな家電でも回収可能とは限りません。
家電量販店によっても、家電・不用品の引き取りルールが異なるうえに、リサイクル料金にも違いがあります。
この記事では下記についてまとめましたので、参考にしてくださいね。
■ 引き取ってもらえる品目ってどんなものがあるのか?
■ 家電量販店で引き取りサービスを申し込む方法は?
ヤマダ電機の場合
日本全国には数多くの家電量販店がありますが、なかでも規模の大きい「ヤマダ電機」の引き取りサービスについて紹介していきます。
パソコン
ヤマダ電機には、不要になったパソコンを無料で引き取るサービスがあります。
壊れているパソコンをはじめ、型が古いもの、自作したものでも無料で引き取り・回収可能です。付属品は部品が足りない状態でも、問題ありません。
さらに、ヤマダ電機のパソコン引き取りサービスは、店舗への直接申し込むのではなく、業務委託された「インバースネット」という引き取り業者へ発送します。
その際、なんと“着払い”で発送するため、送料もかかりません。
処分料が無料なうえに、送料の負担もゼロなので、完全無料で引き取ってもらえるのはかなりメリットが大きいです。
パソコンのなかでデータが残ったままの状態でも、完全にデータを消去してもらえます。ただし、タブレット型パソコンやブラウン管モニターなど、一部引き取り対象外のものもあります。
スマートフォン
スマートフォンは、引き取りではなく、“買取”を行っています。
小型家電として処分してもらう方法もありますが、最新機種や人気の機種は、数万円以上、少し方が古いスマートフォンでも、500円、1,000円程度の値段がつくこともあるので、無料引き取りを利用するのはもったいないです。
ただし、状態の悪いものなど、買取が難しいものは、ヤマダ電機の「小型家電回収サービス」を利用して引き取ってもらう方法もあります。
曜日関係なくいつでも引き取ってもらえるので便利です。
液晶テレビ
液晶テレビも、引き取りの対象となります。
液晶・プラズマ式のテレビは、サイズ問わず回収が可能で、ブラウン管式のテレビも引き取ってもらえます。
メーカーも指定はありますが、幅が広いので、メーカーで引き取ってもらえない可能性は低いです。
テレビの処分方法についてはこちらでもっと詳しく説明しています。
家電量販店の引き取り申し込み方法
家電・不用品の引き取りサービスを利用する際は、事前の申し込みが必要になる場合もあります。
家電量販店によって申し込み方法が異なる点もあるので、どの店舗へ依頼するかを決めたら、申し込み方法を事前に確認しておきましょう。
ヤマダ電機の家電・不用品引き取り申し込みの手順
ヤマダ電機では下記2点の方法があります。
■ 店舗へ直接、家電・不用品を持ち込む方法
ただし、「ヤマダウェブコム」から申し込みは、ヤマダ電機で、テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機・エアコンを購入した場合のみ利用可能です。
そのため、ヤマダ電機で買え替えをするとき、不要にあった家電があれば引き取ってもらえるサービスとなります。
ヤマダ電機で家電を購入しない人が、引き取りだけを利用するという使い方はできません。
家電購入時に、ヤマダウェブコムから引き取りを申し込む際は、ヤマダウェブコムのカート内にある、「リサイクル申し込みはありますか?」の項目で、“「リサイクル申し込み”を選択するだけで申し込みが完了します。
※プルダウンから選択可能
引き取りは、購入した家電の配送日と同日です。
ただし、有機ELテレビや、配送設置不要の小型家電は、ヤマダウェブコムからの申し込み対象外となります。
こういった、ウェブからの申し込みができない品目については、ヤマダ電機の店舗へ持ち込めば引き取りが可能です。
また、ヤマダ電機で家電を購入していない場合でも、店舗へ直接持ち込みは受け付けています。
自力で運搬する必要があるため、大型の冷蔵庫などは現実的に難しいです。店舗への持ち込みは、小型テレビなど、自力で運び出せるものに限られます。
また、ヤマダウェブコム、店舗への持ち込み、いずれにして、処分は有料です。
引き取りの際は、「リサイクル料金+収集運搬料」を合わせた費用が必要になります。
大型家電や家具なども処分したい場合は不用品回収業者がおすすめ
家電量販店の引き取りサービスについてご紹介いたしました。
ヤマダ電機の引き取りサービスは、パソコンが無料などメリットも大きいです。
ただし、「品目によって申し込み窓口が異なる」「新品購入時でないと直接回収に来てもらえない」などの欠点もあります。
不用品をすべて一括で手放したい場合、処分したい家電が多い場合、大型の家具もまとめて引き取ってもらいたい場合、とにかく面倒なことはやりたくない場合は、品目関係なく処分してもらえる不用品回収業者の利用が便利ですよ!