冷蔵庫の処分方法を比較
新しい冷蔵庫に買い替えたり、引っ越したりして使わなくなった冷蔵庫は、どう処分すればよいのか悩む人は少なくないでしょう。
サイズも大きいため、自力で処分するのも困難です。
そこで今回は、冷蔵庫の処分方法について詳しくご紹介いたします。
①新しい冷蔵庫を買うときに家電量販店に回収してもらう
冷蔵庫を処分する一番手っ取り早い方法は、家電量販店に引き取ってもらうことです。
新しい冷蔵庫を購入した際に、今まで使っていた古い冷蔵庫の回収サービスを行っている家電量販店はたくさんあります。
冷蔵庫は場所も取るので、新しいものと古いもの、2台の冷蔵庫を自宅に置いておくことは困難です。
そのため、買い替えと同時に不要になった冷蔵庫を引き取ってもらうのは、もっとも効率の良い処分方法と言えます。
搬出やトラックへの積み込みまでをすべて依頼できるので、処分の手間がかからない点も大きなメリットです。
ただし、新しく冷蔵庫を購入してもらう際の引き取りでも、別途リサイクル料や運搬料はかかります。
②リサイクルショップを利用する
まだ状態がよく、問題なく使える冷蔵庫であれば、ゴミとして処分してしまうのはもったいないですよね。
そういった場合は、リサイクルショップに買い取ってもらう手段もあります。
リサイクルショップへ買い取ってもらえば、自分で処分をしなくて済むだけでなく、現金化できるため一石二鳥です。
処分するとなれば、リサイクル料金や運搬料の支払いが発生するので、買取金額が安くても、リサイクルショップの買取に出した方がお得になります。
無料で出張買取を行っているリサイクルショップも多いので、自力で店舗へ持ち運べない場合も心配ありません。
ただし、リサイクルショップによっては冷蔵庫の買取自体を行っていない場合もあります。
事前に買取対象としているか、無料に出張買取に対応しているか事前に確認しておきましょう。
また、状態が良くないものや故障しているものは、買い取ってもらえないこともあります。
③不用品回収業者を利用する
できるだけ早く処分したい場合や、冷蔵庫のほかにも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者の利用が便利です。
不用品回収業者は、冷蔵庫はもちろん、幅広い品目のごみの処分を依頼できます。
不用品回収業者なら、ごみの仕分けも不要。まとめて全部回収してもらえるので処分の手間がかかりません。
また、依頼から作業までがスピーディーで、早ければ即日収集に対応してもらえることもあります。
冷蔵庫は大きくて場所も取るので、早く処分できるのは助かります。
回収する日程も、依頼の希望に合わせられるので、スケジュールを調整しやすいのも不用品回収業者ならではのメリットです。
さらに、不用品回収業者を利用すれば、冷蔵庫を自宅から搬出する作業も不要。
手間がかからないのはもちろん、壁や床が傷つかないようにしっかり養生してから作業するため、冷蔵庫を動かして家が傷つく心配もありません。
しかし、なかには無許可で営業している悪徳な不用品回収業者も存在します。
悪徳業者は、後から高額な費用を請求されたり、貴重品を盗まれたりした事例も少なくありません。
悪徳の不用品回収の特徴についてはこちらで紹介しています。不用品回収で回収することを検討している方は確認しておきましょう。
冷蔵庫は粗大ごみにならない?
日本には、廃棄物を減らすため、使える資源のリサイクルを推進する目的で作られた、「家電リサイクル法」という法律です。
冷蔵庫は、「家電リサイクル法」の対象となっているため、自治体が回収する粗大ごみとして処分することはできません。
家電リサイクル法に定められている家電は、冷蔵庫のほか、エアコン、テレビ、冷凍庫、洗濯機があります。
どんなに壊れていても、見た目ではリユース・リサイクルが難しそうな冷蔵庫であっても、家庭ごみとして出すことはできません。
引取ってもらう際は、リサイクル料金と運搬料金の支払いが必須です。
まとめ
冷蔵庫は、粗大ごみとして処分できないため、購入するときも処分するときもお金がかかります。
不要な冷蔵庫があるのなら、リサイクルショップで買い取ってもらうのが一番理想的です。リサイクルショップによって冷蔵庫の買取条件が異なるため、一度相談してみましょう。