洗濯機は粗大ごみにならない?洗濯機の処分方法、費用まとめ

洗濯機の処分費用を比較


洗濯機は、家で使っている家電のなかでもサイズが大きく重量がありますよね。

耐用年数も長く、買ってすぐ壊れることもそうそうないので、いざ処分するとなった時に困ることが多いです。

洗濯機は本体価格もそれなりにしますが、処分する際も必ず費用がかかります。

できることなら、少しでも処分費用を抑えたいものですよね。

そこで今回は、洗濯機の処分方法と費用について詳しく解説いたします。

①新しい洗濯機を買うときに家電量販店に回収してもらう際の費用


洗濯機は簡単に故障することもないので、買い替えで洗濯機が不要になる人は多いでしょう。

新しい洗濯機を購入するタイミングで処分するのなら、家電量販店に回収してもらうのが効率的です。

購入した洗濯機を自宅に設置してもらうついでに、処分する洗濯機も引き取ってもらう流れなので、自分で運搬する手間がかかりません。

ただし、家電量販店が運搬も行ってもらえる分、費用も少し割高になります。

家電量販店に回収をしてもう場合は、「リサイクル料+収集運搬費」の支払いが必要です。
 
このうち、「収集運搬費」は、家電量販店によって金額に差があります。

ヤマダ電機とビッグカメラの収集運搬費は1,650円ですが、ケーズデンキは1,430円、ヨドバシカメラなら550円です。

②リサイクルショップを利用した際の費用


まだ問題なく使える洗濯機や、型式が新しい洗濯機は、リサイクルショップへ買い取ってもらうのが一番理想的です。

リサイクルショップで買い取りが可能なら、処分料がかかりません。

それどころか、不要になった洗濯機を現金化できるメリットがあるのです。

洗濯機は、家庭に1台必要な家電で、新品を購入すると高額なため、中古品でも需要があります。

そのため、売れないと思って査定に出しても、思わぬ臨時収入になることも少なくありません。

仮に、査定額が低かったり、値段が付かなかったりする場合でも、リサイクルショップに引き取ってもらえるだけで処分料が浮かせられます。

出張買取に対応しているリサイクルショップを利用すれば、手間もかけずに処分できるメリットも。

リサイクルショップは、洗濯機の処分費用を抑える一番有効な方法と言えるのです。

しかし、どんな洗濯機でも買い取ってもらえるとは限りません。

故障している、型式・モデルが古いといった洗濯機は、リサイクルショップで買取不可の場合があります。

状態が良く、問題なく動作する、製造から数年以内の洗濯機なら、処分の前にリサイクルショップへの買取を検討しましょう。

リサイクルショップで買取できる物についてはこちらでまとめてあります。

③不用品回収業者を利用した際の費用


洗濯機は家電リサイクル法に定められている家電のため、他の家電よりも処分に手間がかかります。

処分方法が良く分からない、処分の手間を省きたいという方には、不用品回収業者が便利です。

不用品回収業者は、リサイクル券の用意から運搬まですべて依頼できます。

また、自宅から運び出す必要もありません。搬出の際に自宅を傷つけることのないよう、しっかり養生をしてから作業してくれる業者もあるので安心です。

さらに、最短で即日での回収に対応してもらえる点も、不用品回収業者のメリット。

引越しなど、急ぎで引き取ってもらいたいときに助かります。

ただし、不用品回収業者は便利な分、他の処分方法よりも費用が高めです。

料金体系は不用品回収業者によって異なりますが、最低でも、

「基本料金+リサイクル料+収集運搬費」

が必要になります。

基本料金に含まれているサービスにも違いがあり、上記のほかに、搬出や積み込みにかかる費用が追加となることも少なくありません。
 
不要品回収業者を利用すれば、洗濯機を楽に処分することが可能ですが、金銭的にな負担は大きくなります。

洗濯機1台だけの処分に対しても、基本料金やスタッフの人件費はかかるため、費用面で見ると洗濯機だけを処分するのは割高です。

他にも処分したい不用品がたくさんある場合はメリットが大きいので、まとめて処分を考えている人におすすめします。

洗濯機は粗大ごみにならない?


洗濯機は、「家電リサイクル法」に定められています。

家電リサイクル法は、資源を有効活用し、廃棄物を削減するために施行された法律です。

そのため、他の不用品のように、洗濯機を粗大ごみに出すことはできません。

洗濯機を粗大ごみとして処分すると、違法となってしまうため注意が必要です。

まとめ

洗濯機を処分するには、いくつかの方法があります。

処分費用を抑えるには、リサイクルショッップで買い取ってもらうことが得策です。

ただし、買取してもらえない洗濯機の場合は、正しい方法で処分する必要があります。

どういった方法でも、リサイクル料金は必要です。

正しい方法で処分しなければ、法で罰せられる可能性があります。

費用がかかるのは痛いですが、定められた方法で処分しましょう。