どれが一番得?不用品回収とその他の処分方法の比較まとめ

不用品を処分するなら「不用品回収」がおすすめ


さまざまなものを処分してもらえる、不用品回収。

自分で不用品を仕分けたり、自宅から搬出したりする必要がなく、運び出しからトラックへの積み込み、そして処分までをすべて依頼できるのでとても便利です。

とくに、重たいタンスや食器棚、ベッドフレームなど、処分に困るものであっても、品目問わず引き取りに来てもらえるのは、不用品回収のメリットと言えます。

不用品回収業者によっては、まだ使える価値のあるものは、処分せずに買い取ってもらえる場合も。

その分、処分料が浮くのはもちろん、リユースやリサイクルにも貢献できるメリットもあるのです。

他の方法と比較してみた

不用品回収以外にも、不要になったものを処分する方法は当然あります。

それぞれの処分方法で、手続きや処分料金に違いがあり、不要品回収を利用した場合の流れともまったく異なります。

そこで、不用品回収と他の方法の処分方法との、メリット・デメリットを比較してみました。

①フリマアプリで出品する場合との比較


スマホ1つで簡単に要らないものを出品できるフリマアプリ。

売買が簡単に行えるうえに、お互いの住所を表示しなくても取引ができるので、利用している人も多いかと思います。

フリマアプリは、出品する必要はあるものの、スマホで品物の写真を撮って、簡単な商品説明を乗せるだけなので難易度は低め。出品をする手間は、さほどかかりません。

使いかけの化粧品や着古した服など、自分にとっては処分対象のものであっても、予想以上の金額で買い手がつく場合もあります。

買取サービスのある不用品回収業者も多いですが、買い取れるものは家電や家具などある程度品目が決まっているので、この点はフリマアプリの強みと言えるでしょう。

ただ、フリマアプリに出品しても、必ずしも売れるとは限りません。

すぐ売れる場合もあれば、出品してしばらくたっても売れないこともあります。

そのため、フリマアプリは、「早く処分したい!」という人には向いていません。

また、売れたとしても梱包や発送はもちろん、購入者とのやり取りも自分で行わなければならないので、売れた後も手間がかかります。

こういった点をふまえると、時間がかかっても臨時収入を少しでも得たい方はフリマアプリ、早く処分したい方は、不用品回収業者が向いていると言えますね。

②リサイクルショップへ持ち込む場合との比較


リサイクルショップも、不用品を大量に処分したいときに便利な場所です。

お店によりますが、衣類からスポーツ用品、ホビーグッズなど、いろいろなものを取り扱っているので、フリマアプリよりも手軽に利用できます。

基本的には、売りたいものを自分でお店へ持ち込む必要がありますが、多くのお店で無料の出張買取サービスがあるので、量が多くても心配いりません。

ここまでは、リサイクルショップに軍配が上がっているようにも思えますが、実は2つだけ落とし穴があります。

それは、「買取額が安い」「買取してもらえないものも多い」ということです。

値段がつかないことが多いうえに、買取額も10円、20円の世界なので、高額な臨時収入は期待できません。

家電の場合はもっと高値がつくことがありますが、不要品回収業者の買取額とそこまで大差ないので、リサイクルショップのメリットとも言い難いです。

また、無料でも引き取りさえしてもらえず、返されるケースも多いので、結果的に不用品が処分できなかったということもあります。

そのため、リサイクルショップへ持ち込むときは、不用品を処分してお金に替えたいというよりは、「少しでもタダで引き取ってもらって処分料を浮かせられたら」くらいのスタンスでいることが大切です。

少額とはいえ、少しでもお金に替えたい場合はリサイクルショップがおすすめですが、処分スピードは不用品回収業者が圧倒的に上。

買取サービスもあることを考えると、急ぎの場合は不用品回収業者を利用するメリットの方が大きいと言えます。

③自治体のルールで処分する際との比較


不要品は、自治体が収集する「粗大ごみ」として処分することも可能です。

粗大ごみの定義は自治体によって異なりますが、「大きさが30cm以内」が一般的。

自治体が収集を行っていることもあって、処分料は格安です。

自治体のルールによって料金に違いはあるものの、200円~2000円程度の費用で処分できます。

小さなごみは、粗大ごみではなく毎週収集に来る、可燃・不燃ごみとして出せるものも多いです。

そのような家庭ごみ扱いのものであれば、処分料はゼロ!小型家電なども家庭ごみとして出せる自治体もあります。

処分料でみると、自治体のルールで処分した方がメリットは高そうですよね。

ただし、粗大ごみの場合は、事前に電話もしくはWEBでの申し込みが必要です。

さらに、収集日を自分で指定することができないため、すぐに処分することができません。

早くても申込みの翌週あたりになることが多く、1週間~2週間程度待つ必要があります。

また、粗大ごみとして出す不用品は、自宅から収集場所まで自力で運び出すのが原則です。

大きなたんすや食器棚、ベッドフレームなど、自力で運び出すのが困難なものは、粗大ごみとして出せない場合もあります。

マンションの高層階など、運び出しがより難しい場合は、なおさら粗大ごみとして出すハードルは高いです。

その点、不用品回収業者は、自宅からの運び出しもすべて依頼できます。

早ければ即日で対応してくれる場合もあるので、スピード感は不用品回収業者に勝るものはありません。

オススメの不用品回収業者はこちらでも紹介していますので参考にしてください。

まとめ

自治体のルールで処分する場合と比べると、処分料金はかかりますが、処分したい不用品が多ければ多いほど、不用品回収業者の方が便利です。

自宅から運び出せる不用品が数点なら粗大ごみがおすすめですが、運び出しが難しい、早く処分したい、処分するものが大量にある場合は、やはり不用品回収業者を利用するのが得策です。